イベントレポート
20253.25Tue
「e-Sports 東広島 2024 Sakazuki -盃-」を開催しました!
近畿大学と共催でeスポーツ大会を開催

11月24日(日曜日)、近畿大学工学部メディアセンターで、eスポーツ大会を開催しました。
eスポーツは、年々市場規模が拡大している注目の分野。プレーヤーだけでなく観戦を楽しむ人も増えつつあり、単なるゲームではなく競技(スポーツ)としての認知度と人気が高まっています。
会場には、開催を心待ちにしていたeスポーツファンが続々と来場。市民だけではなく、市外・県外から訪れる人もいて、場内は始まる前から静かな熱気に包まれました。
来場者で埋め尽くされる開会式

東広島市は、教育・観光・フレイル予防・認知症対策など、さまざまな分野におけるeスポーツの活用を目指しており、それにはeスポーツに対する市民の意識醸成が欠かせません。高垣市長は「さまざまな世代の人にeスポーツの可能性を感じてもらい、魅力を再確認してもらいたい」と話し、大会を共催した近畿大学の樹野工学部長はeスポーツがもたらす可能性について「社会課題の解決に向け、若者から高齢者まで楽しめるeスポーツが地域活性につながるフックになる」と述べました。
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高垣市長
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樹野工学部長
プロチーム「広島Team iXA」

手前左から住谷さん、板垣さん、ACQUA(あくあ)選手、ひびき選手、ひかる選手、じゃじい選手、MGR選手、ふり~ださん
東広島市でeスポーツの普及を後押ししているのが、広島を拠点として活動するプロチーム「広島Team iXA(チームイクサ)」の存在。プロリーグで活躍する現役プレーヤーが所属し、ストリートファイターシリーズを使用した日本最高峰の公式チームリーグ戦では、プレーオフへの出場が決まりました。
今大会には、広島Team iXAのメンバーも参加し、開会式後には、チームを運営するヤルキマントッキーズ株式会社の代表である板垣さんによる講演会も開催。現在のeスポーツが置かれている状況や競技の種類、今後の展開などについて語り、来場者の関心を集めました。

▼板垣さん
「約3年前に東広島市に移住して以来、地元の人と交流を深め、地域の活動などに参加しながらeスポーツの普及に努めています。この大会が開催できたのは、市や大学などが一丸となってeスポーツを盛り上げてくれたこと、まちの人々のサポートがあってこそだと思います。大きな大会でプレーオフに出場できたのは、自分たちが多くの人から応援してもらっているという自覚が力となったから。
東広島市は空港に近いなど交通アクセスが良く、若者が増えていることからもeスポーツ文化を取り入れやすい環境だと思います。私たちも地域に根差した活動に継続して取り組み、大規模な世界大会が日本に誘致されるとき、開催地に東広島市が選ばれ、また東広島市がeスポーツの聖地となるよう、皆さんと共に先進的なことに挑戦したいです」
競技タイトルは「ストリートファイター6」と「ぷよぷよ™テトリス®2」

今大会は、2部門のタイトルで対戦が組まれました。1つは、高校生以上が参加する対戦型格闘ゲーム「ストリートファイター6」のトーナメント戦。もう1つは、中学生以下が参加するアクションパズルゲーム「ぷよぷよ™テトリス®2」のリーグ戦。
ストリートファイター6では、準々決勝から、広島Team iXAのメンバーをはじめ、eスポーツキャスターとして幅広いプロシーンで活躍中のふり~ださんが解説に登場。ぷよぷよテトリスの決勝トーナメントは、熊本でプロのeスポーツチームに所属する強豪プレーヤーMGRさんが解説しました。
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ふり~ださんと広島Team iXAのメンバー
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MGRさんと大会の司会を務めた住谷さん

ストリートファイター6では、巧みな技が繰り出され、相手にヒットするたびに会場には感嘆と称賛の声が上がります。ふり~ださんの生解説が聞けると喜んでいた来場者もいて、会場は臨場感あふれる実況と熱い試合で大いに盛り上がりました。
ぷよぷよテトリスでは、子どもたちの真剣なまなざしに、付き添いで来ていた保護者も緊張していました。
見て触れて楽しむ、eスポーツ体験会も同時開催

eスポーツをより身近に感じてもらうため、実際にゲームに触れたり、広島Team iXAのメンバーと対戦したりできる体験会も同時開催しました。プロと対戦できるとあって、どのメンバーにも対戦を待ち望む行列が。「ゲームをすることに違和感がない世界になってきている」と語る板垣さんの言葉のように、eスポーツの楽しみ方や可能性が垣間見える貴重な時間となりました。
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いろいろなゲームに触れることができました
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憧れの広島Team iXAのメンバーと対戦

時間が許す限り来場者と対戦し、アドバイスを送る広島Team iXAのメンバー。プロとの直接の交流に、eスポーツへの熱意が高まる来場者の様子が見られました。
広島Team iXAメンバーの壮行会

閉会式が終わると、プレーオフに出場する広島Team iXAのメンバーの壮行会と交流会を開催。交流会では質問コーナーが設けられ、プレーに関する疑問や、eスポーツに取り組むための姿勢など有意義な意見交換が行われました。
来場された皆さんにイベントの感想を伺いました
■友人と参加(市内在住・20代)
大会にエントリーしましたが、広島Team iXAのメンバーと対戦できる体験会もあってラッキーでした。普段はオンラインで対戦しているので、今日は見られている緊張感があって楽しかったです。eスポーツ人口は多いので、こういう大会で集まることができれば、盛り上がると思います。
■友人と参加(広島市在住30代、静岡県在住20代)
プレーも含めて、生で選手を見られる機会はないので、今日は静岡から友人を招いて参加しました。板垣さんの講演を聞き、改めて地域密着型で活動されていることに感動。ゲームファンとしては、地道にeスポーツを盛り上げてくれていることには感謝しかありません。年に1回でもこういったイベントやオフラインの会があれば、もっとたくさんの人が東広島市を訪れるようになると思います。
■兄弟で大会に参加(市内在住・小学5年生・小学1年生)
いつもテトリスをやっていて、市が配信しているイベント情報のメールを見て大会のことを知りました。知らない人と試合をして、勝てたのでうれしかったです。いろいろな学年の人が来ていて、その人たちと戦えるのも楽しかったです。また同じような大会があれば参加してみたいです。
■会社員(市内在住・30代)
高屋でeスポーツが盛り上がっているのは知っていました。今日はプロの操作、安定して勝つ動きを実際に見ることができて感動しました。例えば運動公園のような大きな場所で1,000人規模の大会などがあれば、お祭り感覚で来る人が増え、県外からも多くの人が来ると思います。オープンなイベントを今後も開催してほしいです。
■家族で参加(山口県在住)
中学2年生と小学5年生の息子を連れて家族で参加しました。息子たちは広島Team iXAのファンで、普段からYouTubeなどを見て練習し、プロを目指しています。競技といわれるように、毎日の練習がとても大切なようです。今日は憧れの人と対戦できるとあってとても楽しみにしていました。直接レクチャーを受けられる機会でもあり、こういったイベントを定期的にやってもらいたいなと思います。